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2022

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乾しエビの栄養価です


乾物は保存のためです。でも栄養価は残る部分もあれば失われる部分もあります。乾している間に菌が入ってしまうこともあるので、製造中は高温で消毒することをおすすめします。和え物は、お湯に浸して食べます。乾物とは、肉や魚を味付けして乾燥させたものです。水分が少なくなることで栄養素が濃縮され、タンパク質が45%以上含まれるようになります。ですから、タンパク質を補給するには最適な食べ物です。食事でたんぱく質が不足しているときや、パンや冷皮、インスタントラーメンなどで空腹を満たしたときに、乾物を間食に加えると効果的です。旅に出たときに適度に食べると、体力維持にも役立ちます。でも、乾物はたくさん食べたほうがいいと思っていたら、それは間違いです。ダイエットにはよくありません。乾物はカロリーの高い食品ですから、肉をたくさん食べるのと同じです。昨今の乾物は脂肪分が少ないので、ダイエットにはよくないし、飽和脂肪酸の摂取量も増えてしまいます。発がん性物質が多い乾物の火焼き(18枚)です。

乾物やイカの切り身などに多く含まれている「ニトロソアミン」は発がん性物質の一種で、たんぱく質分解産物と亜硝酸塩が結合した結果です。たまに少量でも大丈夫ですが、乾物をたくさん食べていたり、乾物の原料が新鮮でなかったりすると、ニトロソアミンの過剰摂取につながる可能性があります。乾物は塩分を増します。乾物には保存のために塩がたっぷり入っています。塩分が余分に入っているため、慢性的な患者さんにはよくありません。むくみや目の下のクマ、月経前の不快感を悪化させる可能性があります。老廃物を増やします。乾物に多く含まれるタンパク質は、ある程度のメリットしかありません。もしタンパク質が多すぎて、人体の利用能力を超えると、体内でアンモニア、尿素などの一連の代謝老廃物が作られ、肝臓や腎臓に負担がかかります。消化吸収しきれないタンパク質は腸内腐敗菌の増殖を促し、腸で糞便性物質をつくり、発ガン物質にまでなります。夏場にこうしたたんぱく質や塩分の高い食品を摂ると、喉の渇きを引き起こし、脱水症状を悪化させてしまいます。タンパク質は体の生産カロリーを増やすので、暑いときは控えたほうがいいでしょう。乾物を食べたら、水、豆スープ、薄茶などをたくさん飲んで、果物や野菜の摂取量を増やします。

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